日本マクドナルドホールディングスは19日、サラ・カサノバ会長が退任すると発表した。
本人から「カナダの家族と過ごすため」と退任の申し入れがあったとして、26日の定時株主総会をもって、ホールディングスの会長や取締役、事業子会社の日本マクドナルドの会長から退く。
カサノバ会長は、2014年にホールディングス社長に就任後、仕入れ先の中国で期限切れの鶏肉を使用していた問題が発覚したが、衛生管理や店舗改装などを行って業績を回復させた。
新たに会長は設けず、日色保社長を中心とした体制に移行するとしている。