北朝鮮の金正恩総書記は18日、ロシア大統領選挙で5回目の当選を決めたプーチン大統領に祝電を送った。
朝鮮中央通信によると、金総書記は祝電で「プーチン大統領と固く手を取り合い双方の友好関係に新たな転機をもたらす」として、さらなる関係強化の意思を示した。
北朝鮮は、ロシアと2023年9月の首脳会談以降軍事協力を深めていて、今回祝電を送ることで、改めて緊密ぶりをアピールした形だ。
北朝鮮は、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、兵器を提供する見返りに、軍事偵察衛星などの技術支援を受けているとみられる。
韓国の申源湜国防相は18日「北朝鮮が3月末にも2基目の軍事偵察衛星を打ち上げる公算が大きい」と述べ、警戒感が強まっている。