軍事優先で地元を軽視した動きが際立っています。普天間基地でオスプレイの飛行を再開したアメリカ軍ですが、14日午後には嘉手納基地で地元の反対を押し切る形でパラシュート降下訓練を実施しました。
例外とされる嘉手納基地での訓練は4ヶ月連続です。

神田総史記者:
「3時半を過ぎました。9人がパラシュートを使って嘉手納基地に降下していきます。」

嘉手納基地では午後3時半からおよそ30分の間に、あわせて24人のアメリカ兵がパラシュートを使って基地に降り立ちました。

この訓練は伊江島補助飛行場で行うことが日米で合意されていますが、例外とされる嘉手納基地での訓練は4カ月連続となります。

當山嘉手納町長:
「極めて遺憾であり、これを容認することはできない」「国は今回の訓練についても例外的な場合に当たるとしているが、これを容認することはできない」

基地周辺の自治体でつくる三連協は、訓練の状態化に繋がり基地負担の軽減に逆行するものだとして嘉手納基地で行わないよう求めています。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。