警察庁を装い、賠償金を請求する詐欺メールが全国で相次いでいる。
しかし、メールにはおかしな点がいくつもあり、メールを受け取った60代の男性は「あまりにもすぐ偽物だとわかる」とコメントしている。
差出人は警察庁の詐欺メール
福岡に住む60代の男性に届いた1通のメール。
この記事の画像(11枚)メールには「あなたのお子様は窃盗容疑で逮捕され、被害者に100万円の賠償金を支払う必要があります。至急下記口座にお振込下さい」と書かれていた。
差出人は警察庁となっているが、実はこれは詐欺メールだ。
今、全国で相次いでいて、SNSでは同様の被害が多く見られる。
メールを受け取った男性は、「あまりにもすぐ偽物だとわかるので笑ってしまった」と話している。
警察庁が送った事実はない
男性によると、メールにはおかしな点がいくつもあったという。
男性は「一番おかしいのは『警察庁について』と来て、いきなり『警視庁です』。警察庁も警視庁もまったく違う組織」と指摘した。
また、振込先として11個の口座番号を記載。
文章の中には、日本で使われていない漢字もあった。
今回のメールを警察庁が送った事実はなく、福岡県警はメールの送り主について捜査している。
(「イット!」 3月5日放送より)
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