秋篠宮家の次女・佳子さまは8日午後、佐賀県を訪問し、伝統工芸の有田焼の工房を視察された。
午後4時頃、佳子さまは有田焼の窯元などが多くある佐賀県有田町に到着された。
「日本工芸会」の総裁を務める佳子さまは、「今右衛門窯」の工房を訪れ、人間国宝の第14代今泉今右衛門さんの案内で、ろくろで陶器を形作る作業や窯などを視察された。
佳子さまの前の「日本工芸会」総裁だった姉の小室眞子さんも、結婚前の2016年に有田町を訪れている。眞子さんは有田焼の創業400年を記念する式典で、「私自身も新しい作品を含め、様々な有田焼を拝見し、あるいは使って、その味わいを楽しむ機会に恵まれてまいりました」と述べ、伊万里市の工房に足を運び、絵付けなどを視察していた。
姉から総裁を受け継いだ佳子さまは、2022年に蒔絵に関する展覧会を鑑賞し、2023年には鳥取県で陶芸の製作過程を視察するなど、伝統工芸についての学びを深めていて、「日本伝統工芸展」では総裁賞を自ら選ばれている。
有田焼の本場で、職人による作業の工程を間近に視察された佳子さま。
あす9日、福岡市で開催されている「日本伝統工芸展」の会場を訪れ、帰京される予定だ。
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