ワールドカップで史上初のベスト8入りを果たしたラグビー日本代表。

「ONE TEAM」という言葉が今年の流行語大賞に選ばれるなど、社会現象を巻き起こした。

12月15日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、ラグビー日本代表から稲垣啓太選手、福岡堅樹選手、中村亮士選手、ヴァルアサエリ愛選手が登場。

番組MCの浜田雅功さんは、“笑わない男”と呼ばれる稲垣選手に注目。浜田さんが「“笑わない”とかずっと言われ続けて、どうなの?」と質問。稲垣選手は「どこを歩いていても、『稲垣選手ですよね?』『本当に笑わないんですか?』と言われる。『写真撮ってください』って言われて、真顔で写真撮って『めちゃくちゃ笑ってますから』と言う」と答えると、浜田さんが「ちょっとギャグにしようとしてるやん」と爆笑した。

左から)福岡堅樹選手、稲垣啓太選手、浜田雅功さん
左から)福岡堅樹選手、稲垣啓太選手、浜田雅功さん
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来月にはジャパンラグビートップリーグが開幕する。

リーチマイケル選手など、日本代表選手の戦いが見られるということで注目を集めている。そこで今回、トップリーグで活躍する選手100人に一斉アンケート。さまざまなジャンルのナンバー1ラガーマンをランキングで発表した。

“笑わない男”の忘れられないタックル

ラグビーの魅力の一つは、チームのために体をぶつける強烈なタックル。

そこで、まずはラガーマン100人が選ぶ「タックル強烈ランキング」を発表。

第3位は、パナソニックワイルドナイツのベンガンター選手。22歳の若きハードタックラーだ。

相手のみぞおちに突き刺さる強烈なタックルを繰り広げ、福岡選手は「目の前で見ましたけど、やばいと思います」と震えていた。

第2位は、東芝ブレイブルーパスのリーチマイケル選手。W杯で世界中にその実力を見せつけた日本代表のキャプテン。

W杯では献身的なタックルで何度もチームのピンチを救い、日本をベスト8に導いた。

そんなリーチマイケル選手を抑えて、タックルランキング第1位に輝いたのは、三菱重工相模原ダイナボアーズの武者大輔選手。

武者選手の名前が出ると、中村選手は「これはやばい!」、稲垣選手は「危ないです」とこぼす。こうしたトップリーガーでも恐れるほどの武者選手は、低いタックルでどんな相手にも突き刺さる。

タックルのこだわりについて聞くと「高くタックルしても、大きい選手には勝てない。相手の腰から下にタックルするのを意識している。以前、タックルして肩の骨が折れたけれど、折れた肩でもう一回タックルして複雑骨折して手術した。痛かったけど、抜かれて取られる方が嫌だった」と“怪物タックラー”は笑った。今一番タックルしたい選手については「リーチマイケル選手にぶち当たりたい!」と話した。

福岡堅樹選手
福岡堅樹選手

武者選手について稲垣選手は「ネジ一本飛んでいますね」とコメント。また、福岡選手は「恐怖という感情があったり、体を守りたいという思いがあれば、多少コントロールして(タックルに)入りに行くと思うんですけど、多分、そこの感情を失っているのか、そのまま突っ込んでいく」と話した。

激しいタックルにはケガがつきものだが、稲垣選手には一生忘れられないタックルがあるという。タックルで相手の肘が当たり、右まゆげの上を切ってしまった稲垣選手。「筋膜も出て、中を40針縫って上から10針で閉じて、そしたら神経にあたっていたみたいで、僕、右の頭皮の半分、感覚ないんです。シャワー浴びても熱い、冷たい、こっち側だけ分からないんです」と明かすと、浜田さんは「がんばったんやな」とねぎらいの言葉を掛けた。

左から)福岡堅樹選手、稲垣啓太選手、浜田雅功さん
左から)福岡堅樹選手、稲垣啓太選手、浜田雅功さん

ラガーマン100人が選ぶイケメン選手

W杯が爆発的に盛り上がった要因の一つにあるのは女性ファンの急増。

男らしくたくましいイケメンラガーマンたちが、SNSを中心に大きな話題となった。

そこで、ラガーマン100人が選ぶイケメン選手をランキングで発表。

まず、第3位は神戸製鋼のダンカーター選手。鍛え抜かれた美しい肉体を持ち、優しい笑顔で女性たちを魅了。ルックルもさることながら、その実力は超一流で、世界最優秀選手に3度も選出されている。

彼のスゴさについて、現在のチームメイトである、日本代表の山中亮平選手は「サッカー界で言ったら、メッシとかC・ロナウド。そんな人がトップリーグでやっているのが衝撃的」と話した。“オールブラックス”とも呼ばれるニュージーランド代表の司令塔としてW杯優勝も経験している。ルックルもプレーもイケメンなまさにパーフェクトラガーマンだ。

第2位は、NTTコミュニケーションズの山田章仁選手。2015年のW杯では華麗なトライで世界中を魅了した。そして、栄えある第1位は、神戸製鋼のラファエレ ティモシー選手。端正な顔立ちがW杯中に大きな話題に。身長186センチでスタイルも抜群のラファエレ選手。

本人に直撃すると、まず1位に輝いたことについて「ありがとうございます。うれしいです」と笑顔を浮かべ、見た目で気を付けていることについては「髪はよく切ります、それだけです」と教えてくれた。

福岡選手も中村選手もラファエレ選手に一票を入れたといい、福岡選手は「文句なしのイケメン。僕のトライもW杯のトライもほとんど、ラファエレ選手からのプレー」と明かし。中村選手は「いままで地味なプレーヤーだったんですけど、活躍したので腹が立ちます」と少しだけ“嫉妬”を露わにした。

左から)ヴァルアサエリ愛選手、中村亮土選手、福岡堅樹選手、稲垣啓太選手、浜田雅功さん
左から)ヴァルアサエリ愛選手、中村亮土選手、福岡堅樹選手、稲垣啓太選手、浜田雅功さん

さらにスタジオに登場した4選手にも「一番モテる選手」について話が及んだ。一斉に“モテる”選手へ指を指すと稲垣選手に集中。稲垣選手は自分自身も指を指していたため、「試合終わった後にファンサービスとかさせていただくんですけど、結構モノをもらうんです」と自身の“モテっぷり”を明かした。

『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送