14日、福井・越前市の140年の歴史を誇る老舗みそ店を兼ねた住宅で、火の手が上がった。火災に気がついた家族が、「煙突の火が屋根に燃え移った」と消防に通報。店のホームページでは、みその仕込みは「まき」の火で行っていると紹介していた。

老舗みそ店で火災

瓦屋根を覆う黒い煙が薄れていくと、噴き出した炎の大きさがはっきりと確認できた。

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福井・越前市で14日、140年の歴史を誇る老舗みそ店を兼ねた住宅で、火の手が上がった。
規制線の先で続く放水。出火当時、店の中には家族4人がいたという。

近所に住む女性は「家族ぐるみでやっている。若い方から年配の方まで一緒にいる」「燃えているのは1時間半以上ですよね。多分」と火災の様子を話した。

火災に気がついた家族が「煙突の火が屋根に燃え移った」と消防に通報した。

仕込みはまきの火で行う

この時、中で行われていたのは、みその仕込み作業だった。

店のホームページでは、仕込みは、まきの火で行っていると紹介していた。

家族は逃げて全員無事、みそ店を兼ねた住宅の半分が焼けたという。
(「イット!」 12月15日放送より)

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