埼玉県の動物園で4日からギンガオサイチョウ1羽が逃げ出し、現在も捕獲作業が続けられている。

4日、東松山市の「埼玉県こども動物自然公園」で飼育しているギンガオサイチョウ2羽にエサをあげようと職員が檻に入ったところ、1羽が逃げ出した。

逃げ出したのはメスのギンガオサイチョウで体調約70センチ、体重は1キロから1.5キロほど、果物などを食べるおとなしい鳥で、人に危害を加えることはないという。

ギンガオサイチョウは園の敷地内上空を飛んだり木に止まったりしていて、6日も職員が鳴き声の音声をスピーカーで流しながら捕獲作業を続けている。

埼玉県こども動物自然公園によると、ギンガオサイチョウは東アフリカの熱帯林やサバンナで暮らす鳥。ほおの色が銀色のため「ギンガオ」という名がついた。

くちばしの上の「カスク」と呼ばれる突起は、メスよりもオスの方が大きく成長する。重そうに見えるが、中はスポンジのようになっているので、バランス良く飛ぶ事が出来るという。

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