ウクライナの元・大統領府顧問が来年春に予定されている大統領選への出馬を表明した。
ウクライナ大統領府の元長官顧問、アレクセイ・アレストビッチ氏は1日、ウクライナメディアに2024年3月の大統領選に「出馬する」と答えた。
アレストビッチ氏はゼレンスキー政権の高官でしたが、2023年1月に、ウクライナ東部ドニプロへのミサイル攻撃をめぐる失言で、辞任している。
アレストビッチ氏は自身のSNSで前線での戦略的防衛や予備役の積極的な訓練、動員ローテーションの導入などの軍事政策のほか、経済、教育など14項目の改革案を発表。
「議論を始めるために公表した。異論、意見、助言、批判は大歓迎だ」としている。
ウクライナの大統領選をめぐっては、現職のゼレンスキー氏が出馬の意欲を示している。
しかし、戒厳令が出ている現在のウクライナでは、大統領選は禁止されていて、実施するには、法改正が必要。