北海道函館市の大鼻岬沖で、男性が船から転落。泳ぎ続けること2時間以上、陸地にたどり着いた男性を海上保安庁の隊員が救助した。その様子を捉えた映像が公開された。
ヘリでつり上げ救助 ケガはないが低体温症の症状
海上保安庁の隊員が、ヘリコプターから岩場に向かって降りていく。助けを待つのは73歳の男性。
この記事の画像(9枚)男性は救命胴衣を着ているが、上半身は裸のように見える。ロープで引き上げられると、ホバリングをしているヘリに無事収容された。
10月30日午前、北海道函館市の大鼻岬沖。男性は1人でプレジャーボートに乗って釣りをしていた。
そこに横波が来て船から転落したという。海に投げ出された時、陸地までは数十メートル。男性は2時間以上、泳ぎ続けたとみられている。
陸地に着いた男性は家族に連絡し、家族が118番通報した。
一方、無人となったボートは対岸に向かって動き続け、約10キロ先で男性2人が乗るゴムボートと接触。その後、定置網に引っかかり、止まったとみられるという。
ヘリで救助された男性は病院に搬送された。ケガはないが、低体温症の症状があるということだ。
(「イット!」10月31日放送)
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