経済産業省は、今月16日現在のレギュラーガソリン全国平均小売り価格について、先週より2円20銭安い、1リットルあたり174円70銭だったと発表した。値下がりは6週連続。
原油価格の値上がりや、円安が進行する中、ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として政府が給付している補助金の拡充により値下がりとなった。
経産省は来週のガソリン価格は、補助金なしの場合、209円60銭に達すると予測していて、補助金はあすから1リットルあたり34円80銭投入される。
現在、補助金の給付期限は年末までとされているが、政府は物価高に苦しむ家計負担の軽減などのため、期限を来年3月まで延長する方向で調整していて、今月中にまとめる経済対策に盛り込む方向だ。