経済産業省は、今月2日現在のレギュラーガソリン全国平均小売り価格について、先週より1円20銭安い、1リットルあたり179円30銭だったと発表した。値下がりは4週連続。
原油価格の値上がりや、円安が進行する中、ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として政府が給付している補助金が、先月7日支給分から拡充されたことで値下がりとなった。
補助金は先月7日支給分から、185円を超える部分については全額補助し、それ以下の部分については補助率を10分の3としていて、あすから年末までは、185円以下の部分については、補助率を5分の3に引き上げることで、今月中に175円台にまで価格を落ち着かせたい考えだ。
経産省は来週のガソリン価格は、補助金なしの場合、212円40銭に達すると予測していて、補助金はあすから1リットルあたり37円60銭、投入される。