今や生活には欠かせないスマートフォン。9月22日には、iPhone15シリーズが発売された。
そこで今回の「ココ調」は、その新しい機能や、意外と知らないiPhoneとAndroidスマホの便利機能を調査する。
近づけるだけで写真を送り合える
9月に発売されたiPhone15シリーズは、写真を撮った後からでもフォーカス対象の切り替えが可能になった。
また、ズームしても動く対象を撮影しやすくなるプレビュー画面も新しく搭載されている。
他にも、15以前のiPhoneシリーズや、Androidスマホの意外と知られていない使い方がある。
街のみなさんもいろいろな便利機能を活用していた。
まずは、iPhone。
iPhoneユーザー：
起動条件を声にして「ひらけごま」みたいな。
「ひらけごま」と言うと、声だけでロックを解除することができた。
これは、設定アプリ内「アクセシビリティ」の「音声コントロール」から、合言葉とアクションを連動させ、ロックを解除できるようにしたもの。
ほかにも、最新のiOS17にアップデートすると、自分自身の連絡先をカスタマイズできるようになっている。
さらに、アップデートされたiPhone同士を近づけるだけで連絡先や写真、動画などが簡単に送り合うことができるようになった。
その他にも、画像を切り取る際、以前までは切り取りたいサイズに調整する必要があったが、アップデート後は、好みのサイズに拡大し画面右上をタップするだけで、簡単に切り取れるようになっている。
「おまかせ編集」で簡単に動画を作成
続いてはAndroidスマホ。
7月に発売されたGoogle Pixel Foldは、Google初の折りたためるスマートフォン。
開くと、スマホでは大画面の7.6インチにもなる。
場面に応じて使い分けることができ、自立するので、手を使わずに動画などを見ることができる。
9月に発表された最新機種Xperia 5Vには、新たに「Video Creator」が搭載。
フォルダからつなげ合わせたい写真や動画を選択し、「おまかせ編集」を押すだけで誰でも簡単に1本の動画を作ることができる。
“トントン”タップでスクショができる
他にも、様々な便利機能がある。
街の人が意外と知らない使い方を、認知度とともにご紹介する。
まずは認知度24％「背面タップ」。
iPhoneユーザー：
音量ボタンと電源ボタンを押すの面倒くさいので、背面タップぱぱぱってやってゲームのスクリーンショット撮ったりします。
iPhoneユーザー：
ライトつけるように使っています。
「背面タップ」は、iPhoneの後ろ側を指で「トントン」とたたくショートカット機能。
割り当てたい操作は、自分でカスタマイズできる。
設定アプリから「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」と進み、タップする回数を選択。あとは、割り当てたいアクションを選ぶと使えるようになる。
また、Androidスマホでも機種によって同じ機能がある。
続いては、認知度18％「ミュージック認識」。
iPhoneユーザー：
この曲知っているけど何の曲か忘れた、分からない、って時になんだっけ？って。
設定アプリのコントロールセンターに追加しておくと、いつでもすぐに使うことができる。
実際にやってみると…、
原田葵アナウンサー：
曲の情報を教えてくれました。
学校到着で勝手にオン “集中モード”をカスタマイズ
そして、高校生から多く聞かれたのが「集中モード」のカスタマイズ。
街で聞いた認知度は15％。
「集中モード」は、アプリからの通知を制限することができ、その名の通り「集中」したいときに便利なモード。
iPhoneユーザー・高校生：
これは学校に入ると勝手に位置情報で（集中モードが）つくように設定していて、門入った瞬間につきます。
忘れちゃって学校で（スマホが）鳴ったら取られちゃうので、自動でなるようにしています。
画面右上からスワイプし、利用できるコントロールセンターから自分好みにカスタマイズできる。
また、Androidスマホでは、「フォーカスモード」で通知のカスタムが可能。
ハリポタ「ルーモス」が現実に？ 呪文唱えてライト点灯
続いて、認知度はぐっと下がって6％。
スマホに向かってある言葉を言うとライトが点灯する機能。
その言葉とは…。
原田葵アナウンサー：
ルーモス。
ハリーポッターシリーズに登場する、つえに明かりを灯す呪文「ルーモス」を、スマホの音声アシスタント機能に唱えればライトが点灯する。
Androidスマホユーザー：
ルーモス…お～！
ちなみにiPhoneでも、Siriの言語を英語に設定し、「ルーモス」と唱えればライトが付く。
意外と使っていないスマホの便利機能、どの機能も設定が簡単なため、みなさんも活用してみてはいかがだろうか。
（「めざましテレビ」『ココ調』10月2日放送分より）
