パキスタン最大の都市カラチで、車での輸送中にメスのライオンが逃げ出し、住民たちはパニックになった。
ライオンは、密輸されていた途中だったとみられている。

輸送中のライオンが脱走

目を疑うような光景をカメラが捉えた。

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ライオンが街の中を歩いているのだ。道ばたに止められていたバイクよりも大きな体を揺らしている。

パキスタン最大の都市カラチで、車で輸送中のメスのライオンが逃げ出した。

警察は地域一帯を封鎖。住民たちはパニックになった。

映像には、ライオンのすぐそばに人の姿も確認できる。しかし、ライオンに襲うそぶりは見られなかった。

実はこのライオンは、地元のメディアによると、密輸されていた途中だったとみられている。

パキスタンでは、ペットとして違法にライオンを飼うケースが後を絶たない。

今回は狭いおりの中に入れられ、興奮して逃げ出したのではないかと伝えられている。

逃走から2時間後に保護

その後、ライオンは建物の地下に逃げ込んだ。

辺りはすっかり暗くなり、ひと目見ようとする野次馬が集まる中、ライオンは逃走から2時間後にようやく保護された。

この騒動で、警察はライオンの飼い主と車の運転手を拘束したという。
（「イット！」 9月22日放送より）