北朝鮮の金正恩総書記の妹・与正氏が、ロシア訪問中に高級ブランド品のバッグを使っていたとして、韓国で話題となっている。
与正氏は、金総書記が15日にハバロフスクの戦闘機工場を訪れた際に同行する様子などが確認されているが、韓国の通信社「聯合ニュース」は、与正氏が持っていたバッグがフランスの高級ブランド「クリスチャン・ディオール」のもので、オンライン・ストアで960万ウォン=およそ100万円で販売されていると伝えている。
今年3月には、ジュエ氏とみられる娘がICBM=大陸間弾道ミサイルの発射現場で着ていたコートが同じ「クリスチャン・ディオール」のもので、価格が25万円以上だと報じられていた。
北朝鮮では、今年1月から7月までにおよそ240人が餓死するなど食糧事情が悪化していると韓国の情報機関が分析している。そうした中でも、金一族が高級ブランドを愛用している実態を示しているとの指摘も出ている。
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