経済産業省は、今月11日現在のレギュラーガソリン全国平均小売り価格について、先週より1円70銭安い、1リットルあたり184円80銭だったと発表した。値下がりは18週ぶり。

原油価格の値上がりや、円安が進行する中、ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として政府が給付している補助金が、今月7日支給分から拡充されてたことで値下がりとなった。

補助金は今月7日支給分から、185円を超える部分については全額補助し、それ以下の部分については補助率を10分の3としていて、180円台にまで引き下げる狙いだ。

さらに来月5日から年末までは、185円以下の部分については、補助率を5分の3に引き上げることで、来月中に175円台にまで価格を落ち着かせたい考えだ。