アメリカ国防総省は31日、いわゆるUFO=未確認飛行物体を専門に調査する担当部署の公式サイトの立ち上げを発表した。
国防総省のライダー報道官は記者会見で、未確認飛行現象などを調査する担当部署の「全領域異常対策室」が国民への情報提供を目的に、公式サイトを立ち上げたと発表した。
サイトでは、これまでに公開されたUFOの可能性がある動画が載せられているほか、未確認飛行現象の傾向などをまとめた報告書も公表されている。
今後は、機密指定の解除がされた、動画や報告書を順次、公開するとしている。
アメリカ国内では、議会を中心にUFOに関する情報公開を政府に求める声が強まっていて、ライダー報道官は「国民に透明性を約束する」とサイトを立ち上げた目的を説明している。