福島第一原発の処理水放出後初めて、韓国の専門家が日本入りした。
現地で放出状況などを確認するものとみられる。
韓国政府が28日、明らかにした所によると、日本入りしたのは処理水の韓国側への影響を検討してきた専門家3人で、IAEA=国際原子力機関の関係者と現地視察に向けた協議を進めている。
視察の期間や内容は明らかにされていないが、放出が事前の計画通り安全基準を満たしているか確認するものとみられる。
韓国の専門家による現地視察は処理水放出後、初めて。
韓国政府は処理水放出について「計画に問題はない」と事実上容認しており、今後も2週間に一度、現地で放出状況の報告を受けることにしている。