22日、大阪府松原市のスーパーで、万引きをした56歳の男が確保された。男を調べていくと、2022年4月に起きた殺人未遂事件の容疑者で、指名手配されていたことが判明。男は殺人未遂の疑いで、逮捕された。
捕まえた男は“指名手配犯”だった
カメラに向かって笑みを浮かべる男。住所不定・無職の祖父江博伸(そぶえ・ひろのぶ)容疑者(56)だ。
この記事の画像(11枚)22日、祖父江容疑者は、大阪府松原市のスーパーで万引きをして確保された。
ところが、その後の調べで意外なことが判明した。祖父江容疑者は、別の事件の指名手配犯だったのだ。
手配を受けた容疑は、2022年4月、大阪市の住宅に押し入り、知り合いの女性(50代)の顔などを、刃物のような物で複数回切りつけた疑いがもたれている。
その後、祖父江容疑者は逃走していた。
「殺すつもりはなかった」と容疑否認
当時公開された映像には、祖父江容疑者が全身黒の服装でマスクを着け、店内をうろつく姿が映っていた。
祖父江容疑者は、1年以上行方がわかっていなかったが、万引きをきっかけに22日、殺人未遂の疑いで逮捕された。
調べに対し、祖父江容疑者は「顔を切りつけたことに間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を認めていない。
(「イット!」 8月23日放送より)
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