ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ・プリゴジン氏が、従来のスタイルの動画による声明を再開した。
「ワグネル」関連のSNSは21日に掲載した声明動画でプリゴジン氏は「我々は任務を遂行している」「気温は50度だが、全て順調だ」と述べた。
反乱前と同じように、プリゴジン氏が1人でカメラに向かって語りかけるスタイルだ。
プリゴジン氏は反乱後、ロシアや隣国ベラルーシを行き来していたが、反乱前とは異なり、動画で自身の姿をはっきり見せることはなかった。
今回の動画で、ワグネルはプリゴジン氏がアフリカにいることを明らかにした。
プリゴジン氏は「アフリカをより自由に。アフリカの人々に正義と幸福をもたらす」と宣言した。
さらに「すべての大陸で、ロシアをより偉大にする」と述べ、ワグネルの活動の拡大に意欲を示した。