国連の安全保障理事会は17日、北朝鮮の人権状況について話し合う会合を開催した。

公開で会合を行ったのは約6年ぶり。

アメリカのトーマス・グリーンフィールド国連大使は、2017年以来となる公の場での北朝鮮の人権状況に関する安全保障理事会で、「人権がなければ、平和はない」と述べた。

また、ターク国連人権高等弁務官は「子どもを含む強制労働者らのほとんどは、武器製造のために軍事施設で働かされている」と指摘、日本人拉致問題についても関係者の高齢化に言及し、手遅れになる前にあらゆる努力が必要だと訴えた。

国際取材部
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