EU=ヨーロッパ連合の気象観測機関は、7月の世界の平均気温が、観測史上最も高くなったと発表した。
EUの気象観測機関「コペルニクス気候変動サービス」によると、7月の世界の平均気温は16.95℃で、これまで最も高かった2019年の16.63℃を大きく上回り、観測史上、最も暑い月となった。
また、7月の世界の平均海面水温も、平年より0.51℃高い20.89℃と、1979年の観測開始以降、最も高くなった。
気温の上昇は、海面の水温が異常に高い状態が長く続いたことが原因だという。
国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警鐘を鳴らした。