EU=ヨーロッパ連合の気象観測機関は、7月の世界の平均気温が、観測史上最も高くなったと発表した。

EUの気象観測機関「コペルニクス気候変動サービス」によると、7月の世界の平均気温は16.95℃で、これまで最も高かった2019年の16.63℃を大きく上回り、観測史上、最も暑い月となった。

また、7月の世界の平均海面水温も、平年より0.51℃高い20.89℃と、1979年の観測開始以降、最も高くなった。

気温の上昇は、海面の水温が異常に高い状態が長く続いたことが原因だという。

国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警鐘を鳴らした。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。