フランス・パリの高級宝飾品店で、男女3人組の強盗が押し入り、最大で23億円相当の宝石類を奪って逃走した。

この記事の画像（14枚）

取材班が現場を訪れると、犯行グループが押し入った高級ブランド店はシャッターで閉ざされ、中では現場検証が行われているようだった。

地元メディアによると1日午後、グレーのスーツ姿の男2人と、緑色のドレスを着た女が、パリの高級宝飾品店「ピアジェ」に押し入り、拳銃のようなもので店員らを脅し、宝飾品を奪っていったという。

けが人はいなかった。

被害額は1000万～1500万ユーロ、日本円で15億円～23億円に上るとみられる。

街の人に話を聞くと、「パリはフランスのショーウィンドウのような存在なので、強盗事件は残念です」と話す。

また、アメリカ人の観光客は、「映画やテレビなら驚かないけど、宿泊しているホテルの隣りで起きたから驚きました」と話した。

犯行グループはバイクで逃走したとみられ、警察が行方を捜している。