子供がかかりやすい夏風邪の一種、ヘルパンギーナが猛威を振るっています。香川県は6月30日、12年ぶりに流行警報を発令しました。

香川県では6月25日までの1週間に、県内28カ所の医療機関の1カ所当たりの患者数が7.04人と発令基準の6人を超えため、ヘルパンギーナ流行警報を発令しました。警報が発令されるのは、12年ぶりです。

ヘルパンギーナは夏風邪の一種で、熱が出たり、口の中に発疹ができたりします。幼い子供がかかりやすく、県によりますと9割を超える患者が5歳以下ということです。新型コロナの5類移行に伴う規制緩和などが感染者数増加の原因とみられ、県は、手洗いやうがいなどの励行を呼びかけています。

岡山放送
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