もうすぐ夏本番。新型コロナの5類移行で、各地で祭りや花火大会復活の動きが広がっています。岡山市のデパートでは浴衣の売り上げが伸びています。2023年の傾向を取材しました。

岡山市北区の天満屋岡山店では、4月下旬から浴衣の販売をスタート。6月3日からは特設コーナーを設け、1000点近くの浴衣や小物を取り揃えています。

(天満屋岡山店呉服担当 尾崎公実子さん)
「5月の売り上げは2022年の2倍。早くから浴衣を見に来る人が多い」

(生本ひなの記者)
「今年は青や緑などの寒色系が人気で、店頭にもずらりと並んでいます。さらに帯に差し色を入れるのがトレンドのコーディネートとのこと」

洗濯機で洗える物など手軽な浴衣も並ぶ中、2023年は・・・

(天満屋岡山店呉服担当 尾崎公実子さん)
「今年は特に仕立ての浴衣が人気。浴衣を久しぶりに着る人が多いので、新しいもの、良いものを選ぶ人が多い」

体のサイズに合わせてオーダーメードを仕立てる人など、2023年は着る機会が増えることを見越して、特別な1着を購入するという傾向が見られるということです。

(天満屋岡山店呉服担当 尾崎公実子さん)
「イベントや祭りはもちろん、気軽に普段出かけたり、友達との食事などでも夏は浴衣をたくさん着てもらいたい」

夏本番に向け浴衣商戦はますますアツくなりそうです。

岡山放送
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