フルモデルチェンジのトヨタ「ハリアー」
トヨタ自動車が、フルモデルチェンジした「ハリアー」を6月17日、発売した。スポーティな要素と多目的を両立させた、いわゆるSUVの「都市型モデル」として人気の車種だ。
ハリアーは「都市型SUV」として初代が発売された1997年以来、これまでに国内で67万台余りを販売。
すべてが新しく。音声操作や「あおり運転」への対策も…
外観のデザインや室内のインテリアまで、すべて新しくなった。

室内は上品で贅沢な空間を演出している。

そして、時代を反映したこんな機能も…
ハリアー:
こんにちは、ご用件をどうぞ
記者:
空を見せて
ハリアー:
調光ガラスをONします
声で指示を出すと天井ルーフが開き、外の光を取り込むことができるようになった。

さらに透明度を変えることができる調光ガラスを採用。光の加減も変幻自在だ。

また、ドライブレコーダー機能が付いたルームミラーを搭載。

後方の様子を映し出すだけでなく、前方も含めて録画することができる。「あおり運転」など、危険な運転に対するドライバーの安心をサポートする。

系列販売店を再編…「タカ」のエンブレムはどこへ?
ハリアーといえば、これまでは「タカ」のマークが象徴的だったが、今回は「トヨタマーク」に変更。これには理由があった。

トヨタは4つの系列販売店で扱う車種を分けていたが、これを撤廃。新型ハリアーも全店で販売できるようになり、マークも変更されたのだ。
しかし、あの「タカ」のマークは、こんなところに残されていた。

価格は299万円から504万円となっていて、毎月3100台の販売を目指す。
(東海テレビ)