春の全国交通安全運動期間中に、香川県内で発生した交通事故の件数がまとまりました。人身事故の発生件数は、統計開始以降、最少です。

香川県警によりますと、5月11日から20日までの全国交通安全運動期間中、県内では90件の人身事故が発生しました。前の年と比べて6件減少していて、1977年の統計開始以降、最も少なくなっています。一方、2年ぶりに死亡事故が発生し、1人が死亡したほか、負傷者の数は、前の年と比べて4人多い120人となりました。

類型別では、車両同士の追突事故が28件と最も多く、次いで、出合い頭の事故が多かったということです。県警は、「車の性能の向上などで人身事故の発生件数は減少傾向である」とした上で、「死亡事故を重く受け止め、引き続き、啓発活動を推進していく」としています。

岡山放送
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