成年後見人の立場を悪用して7200万円を着服した罪で、京都弁護士会の元弁護士の男が起訴された。

罪を問われる立場となった元弁護士の男
罪を問われる立場となった元弁護士の男
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元弁護士の男が、裁判所から出てきた。

17日から始まった裁判では、罪を問われる立場だ。

罪を問われているのは、京都弁護士会の元弁護士・嵯峨法夫被告(71)。

嵯峨容疑者は7年前から2022年にかけて、成年後見人などで3人の口座の管理を任されていたが、その立場を悪用した。

嵯峨容疑者は合わせて、7200万円を着服した罪に問われている。

嵯峨容疑者が着服したとされる金は、どこへ行ったのだろうか。

経費支払いや返済、遊興費にあてる

裁判では、検察側がこう指摘している。

検察側:
着服した現金については経費の支払いや返済などにあてて、残金はカバンに入れて保管し遊興費に使った。

嵯峨被告は、起訴内容を認めている。

(「イット!」5月18日放送より)

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