ロシアの隣国で同盟国のベラルーシが国内に戦略核兵器を配備する可能性があると明らかにしました。
ベラルーシのフレニン国防相は14日、地元メディアに、「必要であれば、我々は戦略核兵器を持つことになる」と述べ、射程距離が長く破壊力が大きい戦略核の配備を受け入れる考えを示しました。
核兵器については、射程距離が短い「戦術核」と射程距離が長い「戦略核」がありますが、ベラルーシには、ロシアのプーチン大統領が先月、「戦術核」の配備を表明しています。
フレニン国防相は「欧米側の敵対的な動きが続けば、次のステップに進むことになる」と述べ、「戦術核」だけでなく「戦略核」の配備も想定していることを明らかにしました。