LINEを初めて使った日の小1娘からのメッセージ

今では、当たり前に存在し、人々の生活を便利にしているスマートフォン。
皆さんは初めてスマートフォンを持った日、初めてLINEでメッセージを送った日を覚えているだろうか。

Twitterで、小学1年生の娘がLINEを初めて使った日に、父親に送ったメッセージが「彼女みたい」と話題になっている。

それがこちらだ。
 

娘:「はやくこめんとちょうだい」
父親:「おはよう」
娘:「だけ」
  「おはようだけ?」

小1の娘がLINEを覚えたんですが、なんだか束縛の強い恋人感ある…


「おはようだけ?」とは7歳の女の子から届いたとは思えない大人びたメッセージであるが、Twitterに投稿したのは、手を洗うりょーた(@garnet23rd)さん。LINEを送ってきたのは小学1年生7歳の娘さんだ。

Twitterでは「めちゃめちゃかわいいです」「可愛いけど怖え〜」「束縛感はんぱない。でもパパ的には嬉しいな、これ」とコメントがあり、24万3000のいいねがついている。(6月10日時点)

投稿されたLINEのメッセージを読むと、娘さんは返信が来ないことに怒っているようだが、なぜこのメッセージが送られて来たのか?そして7歳にして早くも束縛強めなのか?手を洗うりょーたさんに話を聞いた。

「違う場所にいるパパやママとお話しできるのが面白くて楽しい」

ーーなぜ娘さんは怒っているの?

前日金曜日の夜からLINEを始めて、僕が返信してなかったのを土曜の朝に見て送ってきたメッセージですね。
寝ていた僕をわざわざ起こしに来ました。僕は眠かったので「おはよう」だけ返したら「おはようだけ?」と怒られました…


ーー娘さんがLINEを始めたきっかけは?

休校していた小学校が6月から再開するにあたり、緊急連絡のために始めさせました。


ーーLINEをやってみて娘さんの感想は?

違う場所にいるパパやママとお話しできるのが面白くて楽しい。


今では生活の一部となり、当たり前の存在となっているLINEだが、初めて使う娘さんにとっては、離れていても話ができる画期的なものに見えていたようだ。

提供:手を洗うりょーたさん
提供:手を洗うりょーたさん
この記事の画像(5枚)
提供:手を洗うりょーたさん
提供:手を洗うりょーたさん

「家では活発な“内弁慶”な性格です」

その他のLINEのやり取りを見てみると、何通もの電話が…、さらに怒りのスタンプも使いこなし、「ゆるさない!」というメッセージも末恐ろしい。LINEでは束縛強めだが普段はどのような女の子なのだろうか?​

ーー娘さんとお父さんは仲が良い?

特別お父さんっ子というわけではないですが、仲は良いと思います。


ーー娘さんは普段どういう性格?

外では人見知りですが、家では活発な“内弁慶”な性格です。外で遊ぶよりも家で遊ぶのが好きなインドア派ですね。


ーー娘さんとLINEをしてみてどうだった?

文字入力や音声入力、スタンプなど飲み込みが早いなーと感じました。まだ漢字が使えないのでかわいいなと思います。こちらもひらがなとカタカナだけで返すようにしています。 

提供:手を洗うりょーたさん
提供:手を洗うりょーたさん

「おこる」「おこらないで」「じゃああやまって!」「ごめんなさい」

この一連の流れは、強い女性を想像してしまうが、文章が全てひらがなでやり取りしているところにまだ7歳の女の子らしい可愛らしさが残っている。
実際の娘さんは、外では人見知りだが、家では活発な“内弁慶”な性格ということだった。

 貴重な時間であることに気づかされました

ーーネットで話題になっているけど、どう思う?

何気ない日常がこんなに話題になったことに驚いています。


ーー反響はあった?

フォロワーさん達からは「かわいい」と言われましたね。
少し大きなお子さんがいる方々からは「今の内だけです。思いきり楽しんで」というコメントがあり、「あぁそうなのか…」と貴重な時間であることに気づかされました。

また、「小1でスマホ(LINE)なんて…」というご意見もたくさんいただき、デジタル機器の取り扱いについて改めて考える機会になりました。


ーー奥様の感想は?

妻は「(自分はサバサバしてるから)こんなメッセージしないだろうなー」と言ってました。
 

提供:手を洗うりょーたさん
提供:手を洗うりょーたさん

小さいお子さんのスマホの取り扱いについては注意が必要だが、コミュニケーションアプリとして利用者が多いLINE。父親の手を洗うりょーたさんにもしばらくおつきあいいただいて、娘さんから、今後どのようなLINEが送られてくるのか楽しみだ。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。