スポーツや文化活動に全力で打ち込む、広島の子どもたちを応援する番組『夢キラリ』。
今回紹介するのは、去年８月に行われた 「JGAパルクール・オンライン・コンペティションのジュニア男子」で、 フリースタイル部門とスピード部門の２冠に輝いたMISSION広島所属、石田英太（えいた）くん、中学２年生です。
―大会を振り返って―
「1位を狙えるんじゃないか」と思いながら動画を投稿しました。初めて大会で“2回ひねり”を取り入れた事がすごく難しかったです。あとは止まらずに動く事などをかなり意識しました。今までの大会の中では一番いいフロー（演技）ができたと思います。1位になる事ができてとても嬉しかったです。
―次なる目標のシニアでの日本一にむけて取り組んでいることは？－
今、一番頑張って練習している事が“トリプルフルツイスト（3回ひねり）”という技です。シニアの大会では3回ひねりが基準になってきているため、まずは2回ひねりの完成度を上げる事と、バク宙する時に途中で足を開いたり、抱え込みの仕方を変えたりして、その大技の中に“自己表現の点”も取ろうとしています。
―さらなる努力を続ける英太くん。ある人物からもらった夢キラめく言葉とは？―
僕を前向きにしてくれた言葉は、「昨日の自分に勝つ」です。この言葉は、全日本パルクール連盟代表理事の荒本先生からいただきました。パルクールを始めて半年くらいで技ができなくて悩んでいた時に、「他の人と比べるのではなく、昨日の自分に勝てばいい」と言われ、少しずつでもいいから成長していくという事がすごく印象に残りました。
自分の納得いく、自分の最大限の演技ができたら自分も嬉しいし、荒本先生も喜んでくれると思います。
―そんな彼が思い描く将来の夢とは？－
世界大会で優勝することです。
『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分からTSSで放送しています。
