ミニ盆栽で癒されよう!

家で楽しめる盆栽をご紹介する。癒しと刺激が味わえる新たな趣味の世界を取材した。

新潟市江南区にひそかに注目される店舗「ぼんさい屋とき」がある。

ぼんさい屋とき 高橋星児代表:
手作りの鉢とミニ盆栽の店です

「ぼんさい屋とき」が扱うのは直径10センチほどの鉢で植物を楽しむミニ盆栽だ。

マンションなど庭のない家でも手軽に和の風情を味わうことができるため、都市部を中心に人気を集めていた。

さらに今年は…

飛田厚史アナウンサー:
今年は花見が楽しめなかった

ぼんさい屋とき 高橋星児代表:
自宅で花をめでるということもしてもらえる

自粛ムードの中、身近に花を楽しめると人気が高まっている。

ぼんさい屋とき 高橋星児代表:
花が咲くものだと今だとつつじ類。つぼみも膨らんできている。この時期どんどん咲いてくるかと思います

植物にハサミを入れ形を整える。盆栽の醍醐味も味わえる。

ぼんさい屋とき 高橋星児代表:
流れに反した逆に伸びたところはぱちぱちと切る

このつつじの場合、画面右へに幹が伸びているため左方向へ伸びる枝を落としていく。

飛田厚史アナウンサー:
これは愛着がわきそう

ぼんさい屋とき 高橋星児代表:
実際に自分でハサミを入れて手入れすると、より愛着もわくかと思います

水やりを忘れなければ毎年花を咲かせるため、楽しみが続く。

ぼんさい屋とき 高橋星児代表:
植物を触っていると不安がちょっとは薄れるかなと

笑顔になれるのは盆栽の癒し効果なのかもしれない。

刺激が欲しい方は全身金属のメタル盆栽を!

これでやすらぎが手に入ったが、「やっぱり刺激もほしい!」。そんな人はこちらがおすすめ。

金属加工の町、新潟県三条市に本社を置く「諏訪田製作所」。創業1926年、爪切りなどの刃物製品を製造する老舗工場だ。

その工場で鈍い光を放つのが、全身金属のメタル盆栽。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
刃物を作る時に出る廃材を再利用して作っています

諏訪田製作所はこれまで工場見学者を楽しませようと、こうした廃材を用いて様々なオブジェを制作してきた。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
こういうオブジェを見て大変喜んで頂けるんですが、こういうものを買って帰りたいという声を頂くことが多いです

そこで、水沼さんたちが開発したのがメタル盆栽キット。工具不要で幹に5本の枝を差し込み、葉を飾るだけ。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
ひねって曲げることで動きが一気に出てくる。その動きを見せてできるだけ盆栽の生命力を伝えたいと思いました

キットを開発するため、本物の盆栽を研究した水沼さんたちのこだわりが細部に宿っている。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
枝が5つ入っているがそれぞれ違う形をしていて、ここが一番のセンスポイントです

角度によっても表情が変わるため美的センスが試される。

枝ぶりが決まると葉に見立てたステンレス材を載せて完成。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
(幹は)渋い味が深まっていきますが、葉っぱは毎年新しいものが出てくる。そのフレッシュさを表現しています

幹には、やがてさびる鋼を。葉はさびにくいステンレスを選び、常緑樹である松の質感を表現している。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
みんなモノ作りが楽しいと思ってこの会社で物を作っているので、僕らのマインドをできるだけこういうものを通して伝えられれば

熱い魂が込められたメタル盆栽。仕上げに諏訪田製作所が手がけた盆栽用のハサミを使えば、気分は一流の盆栽アーティストだ。

諏訪田製作所営業部 水沼樹課長補佐:
意外と女性の方がいとしさを感じて30分くらい切っている人もいます

納得いくまで形を整えればあなたもメタルマスター。植物でも金属でも、楽しみ方は無限。

(NST新潟総合テレビ)

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