今月19日に、乳がんの部分切除手術を受けた寬仁親王妃信子さま(67)が、1週間の入院を終え、さきほど、都内の病院を退院されました。
午前11時頃、信子さまは、にこやかに報道陣に手を振り、東京・新宿区の慶応義塾大学病院を退院されました。

信子さまは、以前から乳がんを意識してマンモグラフィー検査を受けていて、今月上旬の腰椎の検査入院の際に受けたMRIや組織検査などから早期の乳がんと診断され、11月16日に慶應義塾大学病院に入院し、19日に右胸の乳がんの部分切除手術を受けられました。
宮内庁によりますと、手術は全身麻酔で行われ、手術前の検査や術中の所見から、リンパ節などへの転移は認められず、当初診断を受けたステージ1の「浸潤性乳がん」ではなく、ステージ0の「非浸潤性乳管がん」と診断されました。
信子さまは順調に回復していて、退院後は、医師の指示に基づき体力回復に努めながら公的な活動への復帰をめざすとともに、温存した乳房の放射線治療を受けられるということです。
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