東京都で、20日、新たに3794人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。先週の火曜日よりも5061人減った。1日の感染者数としては、2日連続で5000人を下回った(19日は4069人)。3連休で検査を受けた人が少なく、報告数自体が少なかった可能性はあるが、減少傾向は続いていると言える。

感染者を年代別に見ると、10歳未満が473人、10代が495人、20代564人、30代が718人、40代が670人、50代が465人、60代が168人、65歳以上が307人だった。重症者28人で、コロナ患者の中で、新たに死亡が報告されたのは70代~90代の男女5人だった。都内の死者数は、一時期30人前後で推移していたが、ここに来て減少傾向が顕著となっている。

20日午後4時45分時点で、都内の病床使用率は29.8%、オミクロン株の特性を踏まえた重症者に対応する病床の使用率は21.2%だった。