高知市から車で約20分。南国市八京の山道を走ると、桜が見えてきた。
中央に見えるのが八京の1本桜。存在感がある。
樹齢約60年のヤマザクラ。
高さ9m。幹まわりは1.6mほどで「八京の一本桜」と呼ばれている。
元々ミカン畑だったこの場所に自生していて、2020年は例年より一週間早く開花した。
一本桜の周辺では、ツツジやひょうたん桜も咲き誇っている。この場所に多くの人が訪れて喜んでもらえるようにと、花好きの男性が30年前から植え育ててきた。
男性は2019年102歳で亡くなったが、長年世話を続けてきた花々は、今年も山間を春色に染めている。
南国市から来た男性:
散るのも良いけど最高の時に来たいですねぇ。日を変えて来ない(と)いかんねぇ、来年
香南市から人:
良いねぇ。まだ1本桜、上等、上等!
南国市の「八京の一本桜」は葉桜となっているものの、これからはツツジなどが見ごろを迎える。
(高知さんさんテレビ)