あなたの家にぴったりのお気に入りの一枚が見つかるかもしれません。高知大丸で「春のシルクロードじゅうたん展」が開催されています。
25日から高知大丸で始まった展示会ではペルシャじゅうたんや遊牧民が織る毛足の長い「ギャベ」などおよそ440点が展示販売されています。
ペルシャじゅうたんは羊毛やシルクを材料にイラン国内で製作されたものを指し、耐久性があるのが特徴です。
展示会で最も値段の高いじゅうたん990万円。小さい柄があるほど手織り作業に時間がかかり高価になるといいます。
なかでも目を引いたのはイラン北部にある都市タブリーズ産のものです。湖や海を表していて石を落とした時の波紋が広がるようなデザインです。
ペルシャ語で「小さい魚」を意味する定番の「リーズマヒ柄」です。ダイヤを守る小さい魚やオスとメスのクジラの尾が描かれ子孫繁栄の願いが込められています。
千代田ラグス・仁科 勝壱 取締役専務
「1枚1枚やっぱりちょっと手で触ってお家に敷いたときに、どういう風になるのかなというのを想像いただいて購入していただけたら。美しいペルシャじゅうたんを敷いていただくだけで、より暮らしが一層豊かになるのかなと。そして気持ちも豊かになるかなと思います」
「春のシルクロードじゅうたん展」は高知大丸の本館5階で4月30日まで行われます。