8年前に部下だった女性検事に性的暴行を加えた罪に問われている元大阪地方検察庁トップ・北川健太郎被告(67)が保釈されました。
北川被告は2024年6月に逮捕されて以来、勾留されていました。
北川被告は、大阪地検検事正だった8年前、懇親会の後、飲酒で抵抗できない状態だった部下のひかりさん(仮名)に、官舎で性的暴行を加えた罪に問われています。
2年前に開かれた初公判では起訴内容を認めたものの、その後無罪主張に転じたことで、争点整理などが行われ、約2年が経ったことし10月27日に二回目の公判が開かれました。
その法廷で北川被告は、「抗拒不能(抵抗できない状態)だったことは否認します」と無罪を主張しました。
一方の検察側は、当時のひかりさんは飲酒の影響でテーブルにもたれかかるような状況で抵抗できる状態ではななかったうえ、北川被告は検事正として性犯罪の被害者が被害申告をできない現実を認識していたなどと指摘し、故意があったなどと主張しています。
■保釈保証金は1000万円 検察が抗告するも棄却
北川被告の保釈申請について29日に大阪地裁が保釈保証金1000万円で許可していました。
これに対して検察が抗告しましたが、大阪高裁が30日に抗告を棄却し、保釈が決定。
保釈金の納付などを終え、北川被告は2024年6月から勾留されていた大阪拘置所を後にしました。
裁判は次回11月6日に被告人尋問が行われ、ひかりさん本人が証言する予定です。
