10月29日に開幕した「スタートアップ」と起業家や投資家をつなぐ国際会議「岩手国際イノベーションコンベンション(IIC)」が最終日を迎えました。10月30日は、基調講演や専門分野ごとの分科会などが行われました。
みずほフィナンシャルグループ・武英克会長
「この岩手県で こういうプロジェクトが立ち上がったのは、すごく素晴らしい」
みずほフィナンシャルグループの武英克会長は、10月30日、IIC=岩手国際イノベーションコンベンションで講演し、スタートアップの成長を支える地域の金融機関の
重要性について語りました。
みずほフィナンシャルグループ・武英克会長
「岩手銀行・北日本銀行・東北銀行、信用金庫含めて、地域密着を強みに、みずほにはないネットワークを生かしたフェイストゥフェイスで企業に足しげく通ってきめ細かな応援をしている」
IICは「スタートアップ」と国の内外から参加した起業家や投資家との交流や連携を促そうと、県などが初めて開いた国際会議で、10月30日まで盛岡市内で行われ約230人が参加しました。
内記和人記者
「会場には県内のスタートアップや研究機関などの展示ブースも設けられています。技術や可能性をPRし新たなビジネスにつなげようとしています」
本来、人が目で見て確認するタマゴの不良を、AIを使って短時間で見分ける装置など、会場には県内のスタートアップの最新技術を展示する23のブースが並び、海外から訪れた投資家などが関心を寄せていました。
また午後には、「農林水産業」「医療とヘルステック」「AI」の3つの分科会が開かれました。
農林水産業の分科会では、大槌町の企業「MOMIJI」の兼澤幸男代表取締役が、捕獲したシカを買い取り、食肉に加工して地域資源として活用し、ハンターの担い手確保にもつなげる自社の取り組みを紹介しました。
MOMIJI・兼澤幸男代表取締役
「捕獲した個体に対価を払い買い取ることで、猟銃を持つことのハードルを下げられた」
IICが開催された2日間について、達増知事はこう評価しています。
達増知事
「非常に大きな手応えを感じている。人的ネットワーク、資金源という点でも大きなつながりをつくることができ、うれしい」
達増知事は、2027年度も県内で国際会議を開く考えを示していて、今後開催に向け検討を進める方針です。
