宮城県は10月30日、2027年度の一般会計当初予算について、総額1兆1719億円とする編成方針を固めました。予算規模は16年連続で1兆円を超える見通しで、公共施設の建設費などが全体を押し上げています。
県が30日に示した2027年度の一般会計当初予算の歳出見込みは1兆1719億円で、今年度の当初予算と比べて759億円増加しました。
予算規模は、16年連続で1兆円を超える見通しです。
このうち、人件費や扶助費などの義務的経費は、前の年度より94億円多い6964億円となりました。
また、一般経費は、603億円増えて3856億円となり、2028年度の開館を目指す県立劇場の建設工事や、宮城野区に集約する県高等技術専門校の整備など、公共施設の建設費が大幅に増えています。
一方、東日本大震災の復興関連予算は、前の年度より26億円少ない102億円となり、震災後、最も少なくなる見通しです。
歳入では、県税収入が3476億円と、前の年度より30億円増える見通しですが、歳入だけでは必要な財源を賄えず、県は、「財政調整関係基金」から140億円を取り崩すほか、特例的な県債の活用などで財源不足を補う方針です。
これにより、2027年度末の基金残高は、161億円となる見通しです。
