大分の旬の味覚をお伝えする「大分自慢」。
今回は、日田の名産品である日田梨を紹介します。今回取材したのは大きくなると1キロにもなるという晩三吉です。
日田市は100年以上の歴史を持つ、九州を代表する梨の産地です。
四季を通して、さまざまな品種が楽しめるといいます。見渡す限り広がる梨農園は、まさに圧巻の光景です。
リサーチャーが、そのうちの一つの農園を訪ねました。
最後の収穫品種「晩三吉」
この時期に収穫できるのは、「晩三吉(ばんさんきち)」という品種です。
全国的には「おくさんきち」とも呼ばれ、その名の通り、日田梨の中では一番最後に収穫される晩生(おくて)の品種になります。
「ほどよい甘味とさわやかな酸味」 長期保存も可能な特徴
晩三吉はほどよい甘味と、さわやかな酸味が特徴です。
この酸味があるおかげで非常に長持ちし、適切に保存すれば年明けまで楽しめる優れた貯蔵性を持っています。
「あっ!重たいです!」 ずっしりとした手応え
晩三吉は、その大きさも魅力の一つです。重さは500gから700g、大きいものだと1kg近くになるものもあるといいます。
実際に手に取ったリサーチャーも、普段スーパーで目にしている梨よりもかなり重みがあるとのこと。
収穫体験と味わいの変化
リサーチャーも収穫に挑戦。実を上に軽く持ち上げるだけで、簡単に収穫することができました。
一つひとつが大きいので、収穫できたときの達成感もひとしおです。
早速、収穫したての梨を試食します。
「酸味が強いんですけど、かなりこう果汁が噛んだ瞬間溢れ出して、すごいおいしいです」とリサーチャー。シャキシャキとした歯ごたえも印象的です。
生産者によると、収穫したてはパリパリとして少し硬い状態ですが、貯蔵することで徐々に酸が抜け、柔らかくなってさらに食べやすくなるという特徴があるそうです。
生産者の思い
愛情を込めて梨を育てる生産者は、「食べていただく人に『ああ梨おいしかった』って言ってもらえるのが一番、何よりうれしいことです」と語ります。
その一言のために、生産者の一人としておいしい日田梨を出荷できるよう、日々努力を続けています。
新しい食べ方の提案
旬の味をそのまま食べるのはもちろんですが、サラダに入れるのもおすすめの食べ方です。
ベビーリーフなどと合わせ、オリーブオイルと塩で和えれば、梨の酸味がアクセントになり、おしゃれでおいしい一品になります。
晩三吉(奥手吉)の販売時期
今回紹介した晩三吉は、現在貯蔵期間中です。
店頭で見かける機会が増えてくるのは来月末、11月末頃からになる見込みです。
梨は秋のイメージが強いですが、品種によっては長く楽しむことができます。これから県内のスーパーでも見かける機会が増えてくる日田梨を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
