愛媛県で任期満了に伴う知事選挙が10月29日に告示されました。立候補の受け付けが午後5時に終了し、現職と新人2人のあわせて3人による17日間の選挙戦が始まりました。
知事選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、元衆議院議員の新人・宮沢博行さん(51)、現職の中村時広さん(66)、市民団体事務局長の新人・和田宰さん(74)の3人です。
県庁では、立候補が午前8時半から受け付けられ、各陣営の関係者が届け出を済ませたあと立候補者が第一声をあげました。
宮沢博行候補(無・新):
「なかなか県知事を批判することができない。自由に物を言うことができない。そういう話を聞いたんです。それってやっぱり改善しなくちゃいけないんですよ。新しい政治にしていかないと新しいものが生まれていきません。1つは愛媛県の魅力度の向上なんですよ。愛媛をバズらせる、新しい愛媛を作るために魅力度を上げていく。それをまず最優先でやっていきたい。そうすれば若い人たちが帰ってくる、観光客のみなさんも来てくれる、魅力度と経済の好循環が回っていくと考えております」
中村時広候補(無・現):
「最も深刻なのは人口減少であります。出生数はそう簡単に上昇の傾向に戻すことはできない状況が続いています。その中で知恵を絞って出生数を上げ、流出人口を食い止め流入人口を拡大し、そして良質な産業、外国人材を確保する道筋を作る。こうしたことを追求する中でやっていかなければなりません。能登震災や熊本震災の経験を、あるいは知見を生かして、さらなる防災減災対策のバージョンアップを図ること。何よりも県民の命を守るということが最重要課題であります」
和田宰候補(無・新):
「子供の医療費無償化の問題。これはもう今、県内全ての市と町がやってます。ところが県は未だに6歳までしか出さない。しかも18年前から制度変わってない。中村さんはこの16年何をしてきたのか、憤りさえ感じます。私は直ちに子供の医療費については18歳まで県も支援する。伊方原発の目の前には中央構造線の活断層帯がある。真下には南海トラフの震源域がある。極めて危ないんです。伊方原発を止めて廃炉に向かわせます」
立候補の受け付けは午後5時で締め切られ、現職と新人2人の届け出しかなく、三つ巴の17日間の舌戦がスタートしました。
今回の知事選挙では、現職の4期16年の県政運営に対する評価のほか、人口減少対策や地域経済の活性化などを巡って論戦が交わされる見込みです。
前回の4年前の投票率は33.95%と過去最低になっていて、有権者の関心が高まるのかも注目されます。
知事選挙の投開票は松山市長選挙と同じ11月15日に行われます。
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