大阪・関西万博の工事費を下請け業者に水増し請求させ、背任の罪に問われている竹中工務店で万博工事の現場責任者だった男が初公判で起訴内容を認めました。
竹中工務店で万博工事の総括作業所長を務めていた河井辰巳被告(61)は、下請け業者に水増し請求させ、竹中工務店に約2000万円の損害を与えた背任の罪に問われています。
29日の初公判では、そのうち約1300万円の損害を与えた罪について審理が行われ、河井被告は起訴内容に誤りがあるか問われると、「いいえ、ございません」と話しました。
検察は「自宅のリフォーム代や妻のカフェの改修工事代など、総額約6000万円を万博工事に上乗せして竹中工務店に肩代わりさせようと思い、水増しを指示した」と指摘。
河井被告が「権力を悪用してしまった」と話している供述調書も証拠として提出されています。
