コメ価格の値下がりに対する農家の不安が広がる中、JA福井県五連の宮田幸一会長は26日、コメが余って価格がさらに下がることを避けるため来年は需給に応じて作付けを調整する必要があるとの考えを示しました。
農林水産省によりますと、9月25日時点の10アール当たりのコメの予想収量は501キロとなっています。500キロを超えるのは10年ぶりで、作付け面積も去年よりも増えています。
こうした中、宮田会長は26日の定例会見で、来年の作付けについて、今年の収穫量やコメの需給を見極めながら検討する必要があるとの考えを示しました。
宮田幸一会長:
「主食用米を作っていったらますますコメ余りの状況になって米価が下がるというような需給のバランスなので、供給部分も一定に抑えないと」
宮田会長は、コメ農家が来年の作付けを判断できるよう国が必要な支援策を早く示すべきだと強調しました。
また、主食用米から加工用米などへの転換を進めるには補助金の単価なども国に早く示してもらう必要があると訴えました。
一方、農林水産大臣が就任1カ月足らずで簗氏から武部氏に交代したことについては「基本的な考え方は、やはり農水事務レベルで進めているので農林水産大臣が変わったから一気に変わるということはない」と話し、農政に与える影響はないとしました。
