漢方薬や化粧品などの原料として使われる薬用シャクヤクの収穫が井原市で始まりました。
ゴボウのような長細い作物、薬用シャクヤクの根です。
井原市では、12年前から耕作放棄地対策として漢方薬や化粧品の原料となる薬用シャクヤクの栽培に取り組んでいます。
約4年かけて栽培され、土の中に根が深く張っているため、重機を使って土を掘り起こします。
10月23日、井原市でしか生産が認められていない品種「べにしずか」の収穫が行われ、農家の人が丁寧に根を取り分けていました。
(JA晴れの国岡山薬用作物部会 森本潔会長)
「マイナーな作物だが、これを井原市の新しい産物として『薬用作物のふるさと井原』というのができていけばいい」
収穫初日の23日は、岡山市の岡山一宮高校の生徒約40人が農業体験に訪れ、細い根を取り除くなどして作業を手伝いました。
(高校生は)
「ふだんの学校生活では体験できない作業ができてとても勉強になる」
「楽しかった。岡山にもこんな作物があるんだなと思った」
薬用シャクヤクの収穫は11月下旬まで続きます。
