物価高でラーメン1杯1000円が当たり前になった今、驚きの600円で本格ラーメンを提供する店が名古屋市西区にあります。地元で愛される人気店の安さとおいしさの秘密を探ります。
■本格ラーメンが600円とお値打ち
名古屋市西区、地下鉄・庄内通駅から徒歩10分の住宅街にある「中華そば 万楽」。看板メニューは「ラーメン 並」(600円)です。
醤油ベースのたれに、12時間以上煮込んだ豚骨と丸鶏のダブルスープを合わせ、コシのある中太麺と、甘口醤油だれで煮込んだチャーシューをのせた本格的な豚骨醤油ラーメンです。

ほかにも、チャーシューが4枚のった「チャーシューメン」(850円)や、並盛りの3倍のボリュームがある「ラーメン 特大」(930円)も人気です。
午前11時。開店と同時に多くの客が訪れます。
小牧市から来た客:
「昔からずっと通っています」
客:
「昔から変わらず、安くておいしいです」

地元のソウルフードともいえる存在です。
客:
「最近は1000円超えとかあるので、この値段は最高です」
別の客:
「豚骨嫌いな娘がこの店だけは好きです」
■安さの秘密は手作りにあり
豚骨の臭みがほとんどないと評判の味。コストパフォーマンスの高さも人気の理由で、客の半数以上がリピーターだといいます。

店長:
「朝から晩までたくさんのお客さんが来てくれます。1日何回転でしょうか。1桁ではなく2桁はいくと思います」
開店から閉店まで、1日10回以上、客が入れ替わるほどの人気ぶりです。
物価高の今、なぜ1杯600円が実現できるのでしょうか。

店長:
「ここは製麺部屋になっています。こちら、もう少しで麺になるところです」
創業以来、約40年にわたって麺を一から手作り。毎朝、小麦粉から製麺しているといいます。
店長:
「量も作れ、価格も抑えられるので麺は一から作った方がいいです」

値段が抑えられておいしさアップ、しかも大量生産も可能と手作りはメリットが多いといいます。麺以外にも、スープにチャーシュー、メンマやトッピングの煮卵まで全部手作りしています。手間を惜しまない工夫が、安さとおいしさを支えています。

