川崎競馬場の厩務(きゅうむ)員だった男性が、パワーハラスメントなどによってうつ病を発症し自殺したことについて労災認定を受けたとして、遺族が会見を開きました。
亡くなった男性の母親:
どんなにつらく悔しかったかと思うと、家族としてやりきれなく許せない気持ちです。厩務員の存在があまりにも軽いのではないか。
遺族の代理人弁護士によりますと、2024年2月、川崎競馬場の厩務員だった男性(当時43)は、調教師から「死ね」「厩務員はゴミ以下」などのパワハラを受けたほか、17日間の連続勤務をするなどしてうつ病を発症し、その後自殺したということです。
川崎南労働基準監督署は6月、こうした業務による強い心理的負荷が原因でうつ病を発症したとして労災認定しました。
男性の母親は「息子の死を無駄にしたくない」として、厩務員の労働環境改善を訴えていくとしています。
調教師側の代理人弁護士はFNNの取材に対し、「ハラスメントにあたるようなことはしていないと認識している。労災認定の資料について精査できていないので具体的なコメントは差し控える」としています。
