EU=ヨーロッパ連合のヨーロッパ議会は22日、人権擁護に尽力した個人や団体を表彰する「サハロフ賞」を、ICC(国際刑事裁判所)とその職員に授与すると発表しました。
ヨーロッパ議会は受賞理由として、国際法を支え、正義を実現するための重要な活動をあげています。
アメリカのトランプ政権がICCに対して制裁などで圧力を強めるなか、ヨーロッパ議会としてはICCの活動を評価し、支持を示した形です。
発表を受けて、ICCの赤根智子所長は、受賞への感謝を表明しました。
そのうえで、裁判所と職員が制裁などの「前例のない困難」に直面するなか、今回の受賞は「特別な意義を持つ」と強調しました。
また、「恒久的な平和の礎として、国際司法が果たす役割を認める重要なものだ」と評価し、国際社会に協力と支援の継続を訴えました。
EUのフォンデアライエン委員長は受賞を歓迎し、「ヨーロッパは赤根所長や裁判官、職員を断固として支持する」と表明しました。
