地元の住民が鍬で地面をならして造った滑走路に、小さなプロペラ機が着陸したのがちょうど100年前の10月22日です。
北海道・千歳市で多くの人が空港誕生100年を祝いました。
「行ってらっしゃい」の言葉に、パイロットからは「了解」のサイン。
新千歳空港では10月22日、100周年を記念して各航空会社のスタッフがそれぞれ離陸する飛行機を見送りました。
100年前に着陸したのは小さなプロペラ機です。
「近くで飛行機を見てみたい」と住民が鍬で地面をならし、全長わずか200メートルの滑走路を造ったのが最初でした。
「みんな鍬を持って出てこいと言うので1日やった。(1号機の到着時は?)熱狂的。飛んでくるという話を聞き、家から飛行場まで走ってきたのを覚えている」(飛行場づくりに参加した男性)
飛行機は見るものから乗るものへと変わり、そして海外旅行の時代に。
1981年には成田を経由するハワイ・ホノルル線が就航しました。
「成田にいったん降りないで行けるようになるのが本当の国際化だと思う」(当時の利用客)
現在、新千歳と世界を結ぶ空の便は13路線。
ホノルル線の直行便はありませんが、12月には初めて北米2路線が就航する予定です。
10月22日に開かれた100周年記念のイベントには芸能界きっての空港マニアで飛行機好きの俳優・風間俊介さんも参加し、節目の日を祝いました。
「空港開港100周年ということで呼んでもらえて、すっ飛んできました、飛行機で」(風間俊介さん)
「北海道と世界を結ぶ未来に向けて、空港とマチの更なる成長を願い力強く歩んでいく決意」(千歳市 横田隆一市長)
今後も新千歳空港から欧米や東南アジアなど、新たな国際線の就航を目指すことにしています。
