長野県独自のガイドラインについてです。福島県の磐越自動車道で生徒1人が死亡した部活動遠征中のマイクロバス事故を受け、県教育委員会は、生徒引率に関するガイドラインを示しました。教員が運転する場合の1日の総運転時間は5時間以内としています。
10月21日の県教育委員会の定例会。
部活動などの生徒引率に関する県独自のガイドラインが示されました。
県教委・武田育夫教育長:
「安全ということを最優先に、県教委も学校の現場の先生たちも考えていく。その基盤は共通に持ちたい」
きっかけとなったのは、2026年年5月に福島県の磐越自動車道で生徒1人が死亡した部活動遠征中のマイクロバス事故です。
県と県教委が行った実態調査では、片道100キロ以上の移動の場合は、教員が運転しているケースが全体の7割に上りました。
県教委は、以前から県立高校の部活動の移動について、公共交通機関や貸切バスの利用を原則としてきました。
調査の結果を受け、教員の運転によるリスクの軽減や安全確保に向け、県独自のガイドラインの検討を進めてきました。
10月21日に示されたガイドラインでは、教員が運転する場合、1人当たりの1日の総運転時間を5時間以内、連続運転時間を3時間以内としています。
また、おおむね2時間に1回、10分の休憩をとるよう求めています。
深夜の時間帯は運転を行わないことを原則としています。
また、学校組織全体で安全管理を進めるため、引率計画の事前確認や当日の運転者の体調確認などのチェックシートも作りました。
今後、県立高校や市町村教委、私立学校などに周知していくということです。
実態調査では、貸切バスを利用する場合の費用を心配する意見なども多く寄せられていて、県教委は、支援についても検討するとしています
