2027年1月から始まる「こどもNISA」。制度開始を前に、10月から長野県内の金融機関でも事前受付が始まっています。どのような制度なのか?取材しました。
■0歳から非課税で資産運用
2027年1月から始まる「こどもNISA」。将来の教育費などに備え、子供が小さい時から「資金の準備」をするための制度です。
八十二長野銀行では10月8日から事前受付が始まっています。
八十二長野銀行 営業企画部・洞沢侑さん:
「若い、小さいうちから有効に資産形成を続けていくための支援をする制度」
具体的にどんな制度なのか。こどもNISAの対象は0歳から17歳までで、「つみたて投資枠」での利用となります。年間の最大投資額は1人あたり60万円で、17歳までの期間中の限度額は600万円。
運用で得られた利益は「非課税」となるのが大きなメリットです。
■年利5%で350万円の運用益も
例えば毎月3万円を17年間、限度額の600万円まで積み立て、年利5%で運用した場合、運用益が約350万円となり、950万円近くが貯まる計算になります。
ただし投資信託のため、運用状況によっては「元本割れのリスクもある」ことや、引き出しの制限がある点は、理解しておく必要があります。
八十二長野銀行 営業企画部・洞沢侑さん:
「マーケットの動きにさらされる部分でありますので、必ずしもこのシミュレーションがその通りになるかというと、そうでない確率の方が高い。長期的に元本割れのリスクも許容しながら、より資産を増やしていくところを重視する人には、こどもNISAがおすすめではあります」
■期待と懸念、今後のポイント
こどもNISA、考えていますか?
1歳児の母親:
「大人の(NISA)をこどもNISAしているので、ちょっと興味があるかな。ただ貯金をするよりも増えるのかなと少し期待をしている部分もあります。(子供が)まだ小さく、この後お金がかかってくるので、それ(こどもNISAで)できれば」
6歳児の母:
「子供の資金準備に気にはなっているので、話を聞いてみたい気持ちはある。子供の教育資金のためにとよく言われるけど、やっぱりリスクもあるものなので」
なお、子供が18歳になると、自動的に成人NISAに移行され、子供本人が運用・管理を引き継ぐことになり、引き出しも自由になります。
八十二長野銀行 営業企画部・洞沢侑さん:
「もう1月から始めていきたいと強いご希望のあるお客さまも多い。長期的なスパンで見れば、より資産が増加していく実感は得られるのかなと」
学資保険や定期預金、親のNISAなどもあり、将来のための選択肢は広がることになります。
八十二長野銀行では11月7日に、こどもNISAセミナーを開催する予定です。
